イタリアの暗号通貨取引所Bitgrailで約200億円盗難

2018年2月9日、日本時間の朝6時30分、イタリアの暗号通貨取引所Bitgrailで約200億円の暗号通貨盗難が発生しました。

CoinMarketCapによるとNANO（XRB）は現在時価総額ランキング24位につける暗号通貨です。

盗まれたNanoは1700万XRBで、NANO全体の13％にあたる量ですので、その後XRBの価格は暴落しております。

画像CoinMarketCapより

事件発覚の経緯としては、Bitgrail Srl内部の小切手による不正な取引が明らかになり、Bitgrail Srlによって管理されている金銭の一部を構成する金額である1700万のNanoの不足がユーザーに伝えられる。

これらの詐欺行為に関する告発が管轄当局に提出され、現在は警察の調査中とのことです。

BitgrailではNano(XRB)以外の仮想通貨は不正な引き出しの影響は受けていないことを強調しており、現状暗号通貨相場全体への目立った影響は確認されておりません。

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BitGrailの盗難に関する公式声明

2018年2月8日、Nano Coreチームは、BitGrailウォレットからの損失のFrancesco “The Bomber” Firano（BitGrail交換の所有者と運営者）によって通知を受けました。私たちのチームは直ちに法執行機関に連絡し、私たちはこの問題に関して法執行機関と完全に協力しています。

私たち自身の予備調査では、元帳に二重支出は検出されなかったので、その損失はナノプロトコルの問題によるものだとは考えていません。この問題はBitGrailのソフトウェアに関連しているようです。

参考記事
https://medium.com/@nanocurrency/official-statement-regrading-bitgrail-insolvency-ed4422bf274b

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現在の状況をTwitterで確認してみます。

XRBの取引は停止しています。

まとめ
現在、インターネットで繋がっている取引所やウォレットは全部ハッキング対象です。ハードウェアウォレットでインターネットから遮断した環境で資産を守ることが重要だと感じています。

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