吉田啓太小波バックサイド前足の引きつけについて

結局のところ小波も大波も同じところでつまづいてるのが今回わかりました。小波のバックサイドターンをケリースレーターと比較して分析してみます。

ボトムターン初期

まず板のノーズの向きが岸側に向いているので、小波の場合はもう少し波側に向けてやると、ボトムターン後期で板を波のトップに旋回しやすいと思いました。

あと、去年はボトムターンに入る前に、もっとバックステップしていました。テールよりに後足を持っていけば、ボトムターン後半で板をリップに持っていけると思いました。

ボトムターン中期

ボードのノーズの向きが波側に向いていないので、ここから波のトップに旋回させるのが難しくなってます。このノーズの向きのせいで、この後のターンが波のトップではなく、波のショルダーでターンするという残念な結果なっていると思います。

ボトムターン後期

体を開いて、腕を振り上げるようにして、板を波のトップに誘導していきます。だけど実際に海でやろうとしてもこの体を開く(上半身を波側に向ける)動きはなかなか出来ません。

理由はレールが引っかかって、板が旋回しないのが原因です。なのでボトムターン後半はかなり後足加重にして板を旋回させないと体を開くこともできません。

下記の僕の画像は、レールが引っかかって、これ以上体を開くことができない状況です。体が開けないのは後足加重できていないので、ここはもっと後足加重にする必要があります。

問題点

大波も小波も1番の問題点は板を返すタイミングが早すぎることです。下記の画像では、波のボトムで板を返す姿勢になっています。

この画像のタイミングではサーフボードを返すタイミングではなく、バックサイド側のレールを入れたまま、「前足を引きつけ」る動作をします。

その後、トップターンをする為に前足は爪先に体重移動、後足に加重したまま波のトップに向います。

ケリーは下記の画像の姿勢のまま波のトップまで向かっています。

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僕の写真だとケリーのような動作が無く、そのままサーフボードを波のボトムで返してしまっています。

前足の引きつけについて

ボトムターンの後半どうしても、サーフボードを波のトップに持っていけないので、いろいろ試している最中なんですが、僕が今までやっていない動き「前足の引きつけ」について、河村プロの動画で解説していました。

「前足の引きつけ」をすれば強制的にサーフボードのノーズが上がると予想されるので、次回は前足の引きつけをやっていきます。

次回は、ケリーのような姿勢をサーフボードを返す前にとり入れてみたいと思います。

ちなみに去年のボトムターンの後半の画像がありました。下記の画像が去年の画像です。

去年の方がまだ板がトップに上がっていました。今年はトップに板を持っていけなくなったので、今年の方が下手になってます。

去年の画像をみてみても、前足の引き付けを行っていないので、このタイミングで前足を引き付ければ、もっと板が垂直にトップに向かうと考えています。

早く海で実践してみたいのですが、如何せん日本海に波はありません……。

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