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こんにちは!
えみ@脱ぐフルエンサー です。
間もなく7月も終わろうかとしていますが、月末には世界が注目しているイベントが控えていますね。
FOMC(連邦公開市場委員会)です。
そして、ビットコインにこのような影響を与えるのではないか、などとも一部報道されています。
ビットコイン、FOMC利下げ観測で買いの期待?
引用:コインテレグラフジャパン
FOMCは7月30日~31日開催予定です。
そもそもFOMCとは、どういったものなのでしょうか?
FOMCについて掘り下げて解説していきます!
FOMCってなに?
正式名称は、Federal Open Market Committee。
日本語訳では、連邦公開市場委員会といいます。
一言で言うと、アメリカの金融政策を決める会議のことですね。
前回、中央銀行について少し触れましたよね。編集長、普通の銀行と中央銀行の違いは?
あっ、たしか・・。唯一お金を刷れる銀行が中央銀行・・?
その通りですね。公開市場操作とは、中央銀行がお金の供給量を決めたり、金利を決定することです。
ほぉ・・。それは、なかなか大事な事を決定する会議やな~。それで、公開市場委員会・・FOMCか。
FOMC開催時期とメンバー
FOMC(公開市場操作委員会)は年に何度か開催されていて、委員会というぐらいなので、複数のメンバーによって構成されています。
どのようなメンバーが参加しているのでしょうか。
まずFOMCは、定期的に6週間ごとに開催されていますね。
6週間? 月に1回じゃないんや・・。なんか微妙やな。笑
たしかに笑。 今年(2019年)の開催月は1月・3月・4月・6月・7月・9月・10月・12月 の計8回となっています。
委員会の参加メンバーですが、全員で17名います。委員長1名・副委員長1名・ほか15名で構成されていますね。
へぇ~。どんな人が参加してるの? 経済学者とか、金融に詳しい人?
そうですね。大学教授・財務次官・あとは銀行の総裁などです。総裁というのは、日本の銀行でいう頭取にあたる人たちですね。
議決権は17人中12人
FOMCでは、資金供給量や金利の決定を委員会の参加メンバーの多数決で行います。
委員会の参加者は17名いますが、議決権を持つメンバーは12名です。
議決権を持つメンバーは時期によって入れ替わります。
議決権を持つメンバーは、どのように決められているのでしょうか。
FOMCでは様々な金融政策が決定されます。その決定の議決権を持つのは17人中12人ですね。
へぇ・・。議決権持っているメンバーってどんな人たちなん?
まず、FRB理事7名は常に議決権を持っていますね。ニューヨーク地区連銀総裁も常に議決権を持っています。残り4名は選出制で決まります。
いわゆる中央銀行にあたるものですね。FRBについては、
こちらの記事でも紹介しています。
中央銀行にあたるものと表現していますが、厳密にいうとアメリカには中央銀行はありません。
えっ、名前が違うだけでFRBが中央銀行なんでしょ?
国土が広く50州にも分かれているアメリカでは、少し特殊な銀行制度になっているんですね。
FRBと連邦準備銀行(地区連銀)
FOMCでの議決権は、FRBの理事7名と地区連銀の総裁5名が持っています。
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FRBと地区連銀の違いとはどういったものなのでしょうか?
アメリカには12の連邦準備銀行(地区連銀)がありますが、この12の銀行でドル紙幣を発行することができます。
えっ!?FRBだけがドルを発行できるんじゃないの?
地区連銀が勝手にお金を刷る事はできません。FRBは12の地区連銀を統括している組織で、FRBが指示を出して地区連銀が実行するという仕組みです。
なるほど・・。12の地区連銀が日本でいう日銀にあたる・・のかな?
近いものがありますね。公開市場操作以外の業務をすべて行います。何千、何万とある市中銀行を統括しているのが12の地区連銀ですね。
その12の地区連銀を統括しているのがFRBで、さらにFRBの議長はアメリカ経済の舵取りを行っている点から「大統領の次に権力を持っている存在」として位置づけられています。
そうなの!?そりゃ、すごいな!!えっと・・議長って誰だっけ?笑
笑。現在はジェローム・パウエル。ニュースでは「パウエルFRB議長」と呼ばれていますね。
FRBのメンバーはどんな人たち?
12の地区連銀を統括しているFRB。
FOMCにおいて、12議決権のうち7議決権を占めているFRB。
どんな人たちで構成されているのでしょうか。
Federal Reserve Board。日本語訳で連邦準備制度理事会という意味ですね。
笑。連邦準備制度というのは、アメリカの中央銀行制度のことで、その理事会がFRBです。ワシントンD.C.に設置されていて、12の地区連銀に指示を出しています。
ってことは、FRBは日本でいうところの「金融庁」にあたるのかな? で、その下に12の日銀があるみたい・・な。
そうですね!FRBは政府機関ですが、地区連銀は政府機関ではありません。日銀も政府機関ではないという点では、似通っていますね。
そしてFRBのメンバーですが全員で7名です。議長1名・副議長1名・ほか理事5名で構成されていて、それぞれ大統領により選ばれます。
パウエル議長の経歴は、企業役員から財務次官。その後に投資ファンドの共同経営者を経て、FRBの理事に就任していますね。
そうですね。他のメンバーもさきほど少し触れましたが、コロンビア大学教授、カーネギー・メロン大学教授、国際担当財務次官など・・銀行関係者以外の方ばかりですね。
12の地区連銀
アメリカ50州を12の地区に分け、その地区ごとの頂点に存在するのが連邦準備銀行です。略して「連銀」と呼ばれます。
各地区の連銀は以下の通りです。
第1地区・ボストン連銀、第2地区・ニューヨーク連銀、第3地区・フィラデルフィア連銀、第4地区・クリープランド連銀、第5地区・リッチモンド連銀、第6地区・アトランタ連銀、第7地区・シカゴ連銀、第8地区・セントルイス連銀、第9地区・ミネアポリス連銀、第10地区・カンザスシティ連銀、第11地区・ダラス連銀、第12地区・サンフランシスコ連銀
第2地区のニューヨーク連銀が全体の要となる連銀ですね。
さっきの話だと・・FOMCの議決権も、ニューヨーク連銀の総裁だけが常にあるんだよね。
そうですね。FRB理事7名に、ニューヨーク連銀総裁。あとは他の11連銀の中から、4つの連銀に議決権が順番に回ってきます。
まとめ
・FOMC(公開市場操作委員会)とは、公開市場操作(お金の供給量や金利の決定)を決める会議である。
・開催時期は定期的に6週間おきに行われる。
・委員会メンバーは17名。委員長はFRB議長、副委員長はニューヨーク連銀総裁、ほかFRB理事6名、連銀総裁9名。
・議決権は12名。FRB全員(7名)とニューヨーク連銀総裁は、常に議決権あり。残り4つの議決権は、11名の連銀総裁から順番で選出。
こういった構造を知っていると、今後はパウエルFRB議長の発言など気になりますよね。
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「投資」と「温泉」「性」について情報発信を行っています。現職ナースのかたわら、LINEでFXトレードの配信等も行っています。目標 : 2020年までに資産構築、アーリーリタイア、海外移住です。
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