FXの専門用語を「簡単」「分かりやすく」「5分で」説明します!
こんにちは。
えみ@脱ぐフルエンサー です。
みなさん、FXやってますか?
えっ?
やってない??
専門用語が難しい???
じゃあ・・勉強しましょうか!^^
(無理やり感満載!!www)
まぁでも、本当に難しい言葉がいっぱいありますよね。
今回は、わたしなりに「ここだけ押さえておけばOK!」という感じで、FXの専門用語に関して解説していこうと思います!
証拠金(しょうこきん)って何?
まずはこの単語ですね。証拠金(しょうこきん)。
証拠のお金。
そのまんまですが、意味合いはわりと似ています。
どちらかというと「担保のお金」の方が、しっくりくるかもしれませんね。
FXは、現物取引ではありません。証拠金取引です。
現物取引 = 総代金取引
証拠金取引 = 担保金取引
となりますが、まずその2つの取引の違いから、説明していきますね。
現物取引(総代金取引)
1ビットコイン130万円のとき、1ビットコイン購入しようと考えた場合、
「130万円用意して1ビットコイン買おう!」
これは現物取引です。
1ドル107円のとき、10,000ドル購入しようと考えた場合、
「107万円用意して10,000ドル買おう!」
これも現物取引です。
つまり、総代金を支払う取引のことですね。
一般的な取引です。
証拠金取引(担保取引)
同じく1ビットコイン130万円のとき、1ビットコイン購入しようと考えた場合、総代金ではなく証拠金(担保金)で取引できます。
たとえば!
「13万円(10分の1)で買える!」
「26万円(5分の1)で買える!」
これを証拠金取引と呼びます。
ビットコインだけでなく、FX、株式、不動産など、いろいろな投資に活用されています。
レバレッジって何?
英表記では leverage(レバレッジ)と書きます。
語源は「てこ(レバー)」からきています。
てこの原理によって、総代金を少ない資金(証拠金)で運用できます。
レバレッジ10倍は、100万円の総代金を10分の1の証拠金で運用できます。
レバレッジ5倍は、100万円の総代金を5分の1の証拠金で運用できます。
1ビットコイン130万円を購入するとき
☟
レバレッジ5倍だと26万円の証拠金
レバレッジ10倍だと13万円の証拠金
レバレッジ20倍だと6.5万円の証拠金
レバレッジが高く(倍率が大きくなる)なるほど、少ない証拠金で運用する事が出来ます。
追証(おいしょう)って何?
正式には追加証拠金(ついかしょうこきん)という名称です。
「ついしょう」ではなく「おいしょう」と呼びます。
証拠金取引で運用を行うと、損失が大きくなった場合、お金が足らなくなってしまうケースがあります。
足らないお金の事を追証と呼びます。
どういうときに、お金が足らなくなるのか、現物取引と比較してみましょう。
・1ビットコイン130万円のとき購入して、その後半値(65万円)になってしまった場合、
現物取引 ⇒ 65万円の含み損(含み損が増減しても、お金が足らなくなる事はない。)
証拠金取引 ⇒ 同じく65万円の含み損(ただし、余剰資金が65万円を超えているとき、超えている分が追証として請求される。)
余剰資金(よじょうしきん)って何?
余っているお金のことですね。(そのまんま)
証拠金取引は現物取引と違い、お金を余して取引を行います。
たとえば、1ビットコイン130万円をレバレッジ10倍で取引するとき、
1口13万円ですから、10口(130万円)購入することができます。
ですが、130万円用意して10口購入すると、余剰資金が0となります。
この場合、1ビットコインが120万円になると、余剰資金がないので追証となります。
しかも、10口購入しているという事は、レバレッジ10倍ですので(130万円×10口)1,300万円購入している計算となり(130万円の元手で1,300万円分のビットコインを購入している計算)
足らないお金(追証)は100万円となります。
枚(まい)・建ち(たち)・落ち(おち)って何?
FXでは、1口の事を1枚と呼びます。
レバレッジ10倍なら、1枚13万円。
レバレッジ5倍なら、1枚26万円。
という計算になります。(1BTC130万円の場合)
FXでは、取引を始めるときと、やめるときに「建ち」と「落ち」という言葉を使います。
新規と決済で良さそうなものですが・・笑。
新規で買うとき「買建ち(かいたち)」
新規で売るとき「売建ち(うりたち)」
※ FXでは値下がりを狙う売建ち(うりたち)もあります。
買っているものを決済するとき
「売落ち(うりおち)」
売っているものを決済するとき
「買落ち(かいおち)」
という使い方をします。
普通に「決済」と使われることも多いですね。
玉(ぎょく)・未建ち(みたち)・両建て(りょうだて)って何?
玉(ぎょく)とはポジションの事です。
「買い玉を持つ。」(新規で買うこと)
「売り玉を落とす。」(売建ちしたものを決済すること)
というような使い方をします。
買い玉、何枚持ってるの?
こんな感じで 笑。
未建ち(みたち)とはポジションを持っていない状態のことです。
買い玉も売り玉も、なにも持っていないことですね。
両建て(りょうだて)とは、買い玉と売り玉を両方持っている状態のことです。
同じ枚数でなくとも、2枚の買い玉と1枚の売り玉を持っているときも、両建てと呼びます。
証拠金維持率(しょうこきんいじりつ)って何?
FXでは、これが1番難解かと思います。
正直、FXを長年やっている人でも、正確に理解している人は少ないと思いますね。
言葉で理解するより、頭の中でイメージした方が分かりやすいと思います。
このような感じです。
この図を頭にイメージしながら、計算すると分かりやすいかと思いますが、どうでしょうか?
100万円の元手で証拠金10万円使ったとき、追証になるケース
業者によって違いますが、
『証拠金維持率150%を下回った時、追証が発生します。』
『証拠金維持率100%を下回った時、追証が発生します。』
などと決まっています。
ということは・・
『マイナス85万円で追証だな・・。』
『マイナス90万円で追証ね・・。』
という風に、慣れてくると、パっと計算ができるようになります。
ロスカットって何?
強制決済のことをロスカットと呼びます。
元手以上に損失が膨らむことを防ぐために、設定されているシステムです。
こちらも業者によってルールが違いますが、
『証拠金維持率100%を下回った時、ロスカットが発動します。』
『証拠金維持率50%を下回った時、ロスカットが発動します。』
このような場合、100万円の元手で証拠金10万円を使っているときは、
『マイナス90万円でロスカットだな・・。』
『マイナス95万円でロスカットね・・。』
という感じになります。
難平(なんぴん)・途転(どてん)って何?
難しくなったものを平らにする。
そういう意味から難平と書いて「なんぴん」と呼びます。
現物取引でも証拠金取引でも、ある手法ですね。
たとえば、ビットコインが130万円のときに購入したとします。
その後、価格が下がって100万円になったところで再び購入します。
その結果、115万円で購入したのと同じ効果になるわけです。
平均購入価格が下がるわけですね。
一方、途転(どてん)とは、途中で方向転換をするという意味です。
買い玉を決済して、売り建ち。
売り玉を決済して、買い建ち。
これらが途転です。
その他
決済のことを仕切り(しきり)、含み益のことを評価益、含み損のことを評価損と呼んだりします。
順張り(じゅんばり)とは、相場が上がっている状態のとき、流れに乗って買っていく事です。
一方、逆張り(ぎゃくばり)とは、相場が下がっている状態のとき、流れに逆らって買う事です。
その他にもまだありますが、とりあえず覚えておいた方が良い「専門用語」をまとめてみました。
ぜひ、参考にしてみてください ☆
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