吉田啓太のバックハンドボトムターン改善点
まぁ、なんていうか40代半ばになり、もう人生も残り僅かだなって思った時に、サーフィンもっと上手くなりたかったなぁ…なんて思い始めました。
13年ぐらいサーフィンを辞めていて、久しぶりにサーフィンしたら全身が痛くなって、いつまでサーフィンできるか分かりませんが、精一杯練習していきたいと思います。
といった切なくなる話はさておき。
久しぶりにショートボードでサーフィンしたんだけど、バックハンドのボトムターンが駄目駄目になっていました。サーフィン復活した去年の方がマシなリッピングしていたんですが、動画を撮ったら、駄目駄目な原因が分かったので、シェアしていこうと思います。
原因は後足加重の姿勢ができていない為に、中途半端なボトムターンになっていたことです。それで波のトップに板を運ぶことが出来なくて、トップターンが駄目駄目になっていました。
それでは、まず問題のバックハンドのシークエンスです。
ボトムターン前半
ボトムターンの前半です。
ちなみにケリースレーターのボトムターンと比較して改善点を明確にしていきたいと思います。
最初のシークエンスは特に改善しなくてもいいかな。
前足加重でボトムターンを開始しています。ここはもっと後足を曲げていきたいところです。後足を曲げるには後ろの手をもっと下に下げた方が膝を曲げやすいなと思いました。
ケリーは、後ろの手が下がっていて後足が前足よりもさらに曲がっています。ボトムターンの前半のフォームは人それぞれ違いますが、ケリーのフォームが好きなので、僕はケリーのフォームを真似ていきたいと思います。
ボトムターン中盤
ボトムターンの中盤は、体を波側に傾けて遠心力でターンします。
一見、これはこれでいいフォームなのかなぁなんて思うのですが…もっと後ろの手が下がっていた方が僕の好きなフォームになりますし、後足加重をやりやすくなります。
前の手が下がっていると前足加重になり、このままターンを続行すると波にノーズ側のレールが食い込み、波のトップにサーフボードを旋回させることが難しくなります。
ボトムターン後半
ボトムターンの後半は、もっと後足加重にしてサーフボードを波にトップに持っていきたいところです。後ろの手が上に上がっているので後足加重しにくくなっています。
僕が波のトップに上がれないのは、ここのフォームが原因と考えています。
もっと後足に加重して、板をリップに向けてボードを旋回させれば、際どいオフザリップが出来ると考えています。
ボトムターン終了時
サーフボードが波のトップに上がっていないにも関わらず、サーフボードを切り返し始めました。
バックサイドでサーフボードを切り返すタイミングは波のリップに当ってからなので、これはもう完全にフライングです。
サーフボードを切り返したい気持ちを我慢し、サーフボードがリップに当たるまで後足加重を継続することが、今回の1番の改善点だと思いました。
ケリーは上体をリップに向けています。このシークエンスから、僕は上体を切り返すタイミングが早すぎることが分かりました。
あらあら…サーフボードが全然波のトップに上がっていません…。もっと後足加重にして、上体をリップに向けたままでターンし続ける必要があります。
ケリーは後足加重で板を押し上げながら、上体はリップに向けたままです。
波の中腹でターンしちゃってます。前足加重のターンだと、このように波のトップに上がれません。前足加重は、縦の動きではなく横の動きのサーフィンになってしまいます。
ケリーは、波のリップにサーフボードの先端が当ったところで切り返しを開始しました。
せっかく波にリップが出現していて、オフザリップの絶好のタイミングだったにも関わらず、技術不足で単なるトップターンになってしまいました。
改善点
- 後足加重で波のリップに向けてターンし続ける
- リップに板が当ったら板を返す
生き急ぐわけじゃないけど、まだ体がなんとか動く今のうちに、サーフィン上手くなりたいので、もう少しがんばってみたいと思います。
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